先月11/17（金）に移住体験ツアーを開催しました。
南阿蘇村内の保育園～小学校を巡り子育て環境を体験いただく初めての企画でしたが、関東地方から親子で一緒にご参加いただきました、ありがとうございます！
それぞれの場所でとても温かくお出迎えいただき、南阿蘇村の素敵な場所、人の良さ、全てひっくるめた子育て環境の良さをご実感いただけたことかと思います。
【南阿蘇村役場】
子育て支援課の担当職員より、南阿蘇村の子育て支援内容をご説明。
年齢に応じた支援内容、相談窓口などの具体的なお話をご紹介いただきました。
【はくすい保育園】
主任先生より園内をご案内、各クラスの説明やステージでの発表会練習も見学しました。
実際に子供たちがのびのび過ごしている様子、先生方の優しく元気な接し方など、現場でこそ感じられる良さを体験することができました。
また参加者のお子様と同じ年齢の「らいおん組」さんに混じって、20人ぐらいの子供たちと一緒にからだ遊びで交流。音楽にのせてタコや鯉になったり、じゃんけん電車でぞろぞろしたり、元気いっぱい声かけてもらいながら遊びました。
もし南阿蘇村へ移住してもらえたら、これから同じ学年で一緒に過ごすお友達になるんだなぁと、少しでも楽しい思い出になってくれたらいいなと思います。
最後には「また来てね、一緒に遊ぼうね！」と全力でお見送りいただきました！
【白水小学校】
教頭先生より校舎全体をご案内。
1～6年生までの、各教室での授業風景や体育（体育館）、家庭科（調理実習）など、実際の子供たちの小学校生活を見学させていただきました。
時間割や年間スケジュール、スクールバスや地域の方々との関わりなど、南阿蘇村ならではの特色もご説明。都会の「（１クラス40人）×複数クラス」とはひと味違う、先生方からの手厚い見守りに、一人ひとりの子供たちに大人の目が届く安心さを感じられました。
★給食タイム★
今日のメニューは『あかうしと野菜のオイスター炒め、オアシス米ごはん、豚汁、りんご』です。「南阿蘇を堪能できるように」と、教頭先生の計らいで栄養士さんが新メニューを考えてくださいました！
南阿蘇村では地産地消として「村内小中学校の給食に有機農産物を利用する」取り組みを推進しています。朝8：30に「南阿蘇村農業みらい公社」から給食センターまで、南阿蘇産（有機農産物）の『おあしす米』『里芋』が納品されました。
調理師さんが美味しく作ってくれた、出来立てホカホカの給食を早速いただきます。
「あかうし」が給食で食べられるなんて幸せ～と感動中に、校内放送では子供たちのインタビューが流れます。なんと「今日のお米は、僕のお母さんが育てました」とのこと！
子供たちの口に入る給食が、どこでどんな風に育てられたものなのか、『安心』を身近に感じられるって本当に素敵な環境だなぁと、とても美味しくいただきました。
◆地震、防災のお話◆
熊本地震震災ミュージアムKIOKUの市村さん（防災士）より、地震について移住前に「親」として知っておくべきことをご説明。
どんなふうに聞いたらいいのか、移住を検討している立場からは尋ねづらいこともある中で、熊本地震では実際にどうだったか、こんな時はどうするか？一緒に考え、何を備えてどう動くべきか具体的に教えてもらいました。
また、防災グッズとして「新聞紙で作れるスリッパ」を作りました。折るだけなので子どもでも簡単に作れます。新聞紙1枚の薄さで、足元にこんなに安心感に違いができるんだと、とても参考になりました。この作成体験を受けて、いつかの緊急時に出来ることが、知識や経験として一つ増えるお手伝いが出来たなら幸いです。
☆保護者交流会☆
村内で子育て中の先輩移住者（母親４名）との座談会を開催しました。
佐藤さん（子育てサークル運営）、丸山さん（お花屋さん）、坂井さん（お宿運営）、植山さん（田舎ともだち相談員）にお越しいただき、ざっくばらんに経験談や想いをお話しいただきました。
南阿蘇産おやつ（南阿蘇ティーハウスさんのノンカフェイン茶、aijuさんの自然派クッキー）を美味しくいただきながら、「南阿蘇に移住してきて、こんなふうに家族で暮らしを楽しんでる、あれはちょっと大変、こうなっていったらいいよね」など、楽しく和やかに盛り上がりました。
参加者のお母さまからのご質問に答えたり、お勧めをご紹介したり。先輩移住者からの「とりあえず来てみたら何とかなるよ、来ちゃったらいいよ～！」はとても心強く感じました！
【学童の見学交流】
白水小学校の放課後児童クラブ（学童保育）は、小学校のすぐ隣にあります。
とても近いですが、さらに学童の先生方が子供たちをお迎えに来てくださるので、その列に一緒について向かいます。
学童の教室では机を輪にして、子供たちの司会進行で学童の紹介と自己紹介をそれぞれ発表してくれました。小学校が終わったあとの元気いっぱいな子供たちと「おやつタイム」まで一緒に過ごさせてもらい、普段ののびのびとした様子と先生方の温かい雰囲気を身近で感じられることが出来ました！
【羊ふれあい体験】
雨天により残念ながら中止となりました。
また春頃に会いに来てもらうのをお待ちしています♪Ꮚˊ•⌔•ˋᏊ♪
（南阿蘇めぇめぇの会）
【南阿蘇村図書室（LOOPみなみあそ）】
2021年にオープンしたばかりの、明るく綺麗な図書室です。
座る場所の種類もいろいろあり、自分のお気に入りスポットを見つけて静かにまったりと過ごせます。絵本や雑誌コーナーはもちろんのこと、まんがコーナーや電子図書閲覧コーナー、奥には学習室もありますので、どなたでも楽しくご利用いただけますよ。
【習い事の見学体験】
今回は運動系ご希望により「和太鼓」をご案内。
「和楽集団 昂（こう）」の井島先生にご対応いただき、バチの握り方から太鼓の叩く場所まで、全く初めての子どもにもわかりやすく優しく教えてもらい、親子で一緒に楽しんでいただけました。
この日はちょうど初心者クラスの練習日、４月から始めたばかりの小さい子もいて、半年でこんなに出来るようになるんですね！と参加者のお母さまと盛り上がりました。
また大きいお兄さんお姉さんたちの力強く迫力のある和太鼓にも感動し、頑張って練習して、こんなふうに演奏できるようになりたい！と素敵な見本になっているんだなぁと思わせられました。
礼儀正しくて元気いっぱい、楽しんで練習している子供たちの姿に、いつか移住してきたときはぜひ仲間入りして、一緒に楽しんでもらえたらいいな～と想像がふくらみます。
最後は子供たちみんなで盛大にお見送りいただきました！
＜最後に＞
南阿蘇の子育て環境の良さを体験してもらいたいなと朝から夜まで１日かけてのご案内となり、お子様にはハードなスケジュールとなってしまいましたが、頑張って親子で一緒に過ごしてくれました。遠方からのご参加いただき、ありがとうございました！
「人が温かく、素敵な方々が多くいることに感動しました、すぐにでも来たいです！」とのお言葉をいただき、とても嬉しく思います。
移住前に親子で知り合いがたくさん出来たことの安心さを感じてもらえたり、これからの移住ビジョンがより具体的にリアルなものとして、ご検討いただけることの後押しができたなら幸いです。
来年度も移住体験イベントを企画予定ですので、今回ご参加を迷われた方など、ぜひお気軽にお越しいただけるのをお待ちしております。
地域おこし協力隊として初めてのイベント企画でしたが、たくさんの方々にご協力いただきながら無事に開催することができました。お世話になった皆さま方、本当にありがとうございました‼
南阿蘇村地域おこし協力隊
移住・定住促進プロジェクト担当
梅田 ゆうか
