平成５年に第７回肥後の水資源愛護賞を受賞

　塩井社水源の幻想的な風景は、保存会の活動のおかげでもあります。毎年行っている清掃活動に加え、台風などで落葉が多いときには、ボートも使用し丁寧な清掃を行います。熊本地震では水が枯れてしまいましたが、灌漑用水として使われていたため地域の人たちが協力してポンプで水をひき、水源を復活させました。また、水源の敷地内にある土俵では、地域のおまつり「よどすもう」が開かれるなど地元から愛されている水源です。日々の清掃活動は、平成５年に第７回肥後の水資源愛護賞を受賞するほどです。

保存会の方々は「水を思う気持ち、水と共に生きる心は誰にも負けない」と、次の世代に引き継いでいく活動が続いています。