移住インタビューVol.1

2018.03.12

「万福小屋 どんぶらこ」経営 山口さんご夫妻

オーストラリアで出会った2人が開業したのは地域に愛されるたこ焼き屋さん。
お店にはいつもお客さんと2人の笑顔があふれています。
そんな2人が思うことは"地元への感謝"です。

移住前について

移住のきっかけ

移住先を探していた時にたまたま訪れた南阿蘇が気に入ったからです。2014年、2人ともワーホリから帰ってきて阿蘇市内牧のホテルで半年間働いました。(雄大:厨房 朋子:フロント)。その後、四国で香川を中心に移住先を探しましたが、内牧にいた時に何度か遊びに来ていた南阿蘇村が良くて再び戻ってきました。

移住する前に不安だったこと

全くありませんでした。むしろ楽しみや期待の方が大きかったです。そこまで本気で阿蘇に移住しようと考えていたわけではなく、なんとなく移住先を探して、だめなら次を探そうと思っていました。そのような中でも南阿蘇村では親切な人との出会いに恵まれ、その人たちとの縁もあったから不安を感じずに済みました。

住まいや仕事の探し方

現在の住まいはみなし仮設に入っています。仕事は地元の人から紹介して頂きました。

移住先するにあたっての家族の反応

これまでワーキングホリデーや語学留学で海外にいる期間が長かったので日本国内にいるなら安心と言われました。

移住後の生活について

移住前と後での日々の暮らしの違い

早寝早起きになりました。食事もおいしく感じるようになりました。水がおいしいからコーヒーの味も違います。
以前はヘビースモーカーだったが空気のおいしい場所なのでタバコもやめました。

移住してよかったこと

環境がいいこと。 密な関係だから大変なこともありますが、地元の人は人がよくて接しやすいです。
周りが応援してくれて、後押しもしてくれるので、今がすごく楽しいと思っています。地元の皆さんにはとても感謝しています。

移住して大変だったこと

タコ焼き屋のオープンは大変でした。しかし雇われの頃より充実感があります。

移住する前と移住後の変化や気付き

物質的に不必要なものが多かったと思いました。
生活が簡素化、シンプル化して、物欲も減りました。

これから、どういう風に暮らしていきたいか

今は2人でこのお店をしかっり切り盛りしていくのが目標です。
今のお店には満足していますが、私たちは海外で出会っているので、ゆくゆくは外国人向けのゲストハウスを開きたいと思っています。1日1組くらいを受け入れて、日本の文化や阿蘇のことをわかってもらえるような宿にしたいです。

南阿蘇村について

南阿蘇村のすきなところ

田舎だけど景色が開けているところ
水、空気がおいしいところ
生活するうえで必要最低限ものはそろっていて、シンプルな生活ができるところ
海外のように「よかよか」というおおらかな人柄

南阿蘇村への移住を考えてる方へメッセージ

地元の方に対して、南阿蘇村にお邪魔させてもらっているという謙虚な気持ちで生活していくことが大切だと思います。
若い方にも来てもらって、いろいろな交流ができたらすごく楽しくなると思うので、ぜひ南阿蘇村に来てください。

1日のタイムスケジュール

1日の生活

07:30 起床
08:00 仕込み
09:30 店到着
10:00 店開店
13:00 昼食
19:00 店閉店
19:30 帰宅
20:00 夕食
20:30 温泉
22:30 就寝

生活に掛かる費用は

1か月の生活費

2人で6~7万

インタビューしてみての感想

取材で初めてお会いしたときの2人の気さくな人柄が印象的でした。
観光客の方よりも地元のお客さんが多いのは意外でした。
常連のお客さんも多く、店内では談笑が絶えません。
南阿蘇村の人のあたたかさを垣間見た気がしました。

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